2020年01月21日

増税はすべて役人の悪巧み(5/5)

《5》
 2006年7月26日の拙ブログ「本業は何なのかしらマータイさん」と題して、アフリカ人女性では初のノーベル賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイという肥満体の女性のことを取り上げた。毎日新聞を使って「MOTTAINAI(もったいない)」という言葉をしきりに振りまいた。

 彼女は京都議定書関連の仕事で05年に来日した際、日本語の「もったいない」を知って、「環境を守る世界共通の言葉にしましょう」と提案したことから、キャンペーン始まった。
 という美談はまず「作り話」であるだろう。こんなものに騙されるほうが悪い。キリスト教がいかに「美談」で人を騙して、悪辣無比なことをやってきたかを思えば、たやすくわかるではないか。

 肥満体…じゃなく、マータイはトリノ冬期オリンピックでは、開会式で五輪旗を掲揚するさいに旗手を務めた。
 経歴をみれば、どうみてもロックフェラーの手先であった。

 その手先が、日本人に向かって「もったいない」というプロパガンダをやった。善良かつ人のよい日本人ならまず誰も反対はしない。
 「MOTTAINAI(もったいない)」を世界語にしましょうという触れ込みだったが、その後、世界共通語になったとは聞かない。もうどうでもいい話になったのだろう。
 そんな詐欺話に騙されて、無料奉仕のボランティアをやったヤツこそアホであった。

 これはやはりユダヤ金融資本の深謀遠慮につながると思われる。
 つまり日本人を戦時中のごとくに「欲しがりません、勝つまでは」と、不景気にも耐え、年金消滅にも耐え、介護保険や社会保険料も上がっても耐え、消費税が10パーセントにされても耐え、と強いる一連の洗脳に貢献している。
 もしかして、裏で財務官僚が糸を引いていたりして…。

 国民を財政危機だと騙して、窮乏生活を強いる目的で「MOTTAINAI(もったいない)」を浸透させる策謀としか言いようがあるまい。「MOTTAINAI」とはまさに弱者、貧困者向けのイデオロギー教育にほかならない。
 国の財政がピンチなんだから、耐えてちょうだいね、増税するからね、ほら天ちゃんも言ったじゃない「耐え難きを耐え、忍びがたきを忍び」と。…そういう囁きかけであろう。

 冗談じゃない。質素、倹約は悪いことではないが、それも程度問題で、本来的には今の日本は自分たちのカネを盛大に自分たちで使うべきなのだ。そうなっていないから、景気は落ち込み、雇用はなくなり、支那に資金も技術も奪われてじり貧にさせられていく。
 「MOTTAINAI」キャンペーンはその日本潰しの一環であろう。肥満体女よ、ケニアの草原で樹木でもおとなしく植えていやがれ。

 くり返し言うが、日本はカネが余っている。それを国債として吸い上げて公共事業に使えば、雇用も創出され、みんなが潤うようになる。ところが「MOTTAINAI」から消費に回すなと言われる。ちょっとでも蓄えができたら、世界中のかわいそうな人たちに恵みましょう、それがキリスト教の精神です、哀れみの心です、人類はみな兄弟、と言って、本当はユダヤ金融資本がごっそり抜いていくのである。

 寄付にも使わなかったカネは、いずれ税金関連でみんなお上が召し上げる。そうしたいから、国債より「財政健全化」と言って増税したいのだ。ユダヤ金融資本が財務官僚を使ってそうさせる。
 ここで言う税金とは、所得税や消費税だけではない。たとえば水道料金や電気代、電話代、教育費、もろもろの保険料などを含めてのことだ。ジワジワと値上げされる。

 それをまとめてガッポリ、アメリカ様が奪って行く。
 小泉・竹中政権が郵政民営化でその手筈を整えた。ところが想定外なのか民主党連立政権が誕生して、郵政民営化をストップさせ、アメリカへ流れるはずの貯金がいかなくなった。
 そこでアメリカは小沢一郎の血祭りにあげるぞと、検察やマスゴミを使って脅しをかけ、小沢放免(?)と交換にやっぱり郵貯資金をかっさらうことになるのか…。

 以前ある方がコメントで教えてくださったのだが、苫米地英人氏のブログで、氏は亀井静香金融・郵政改革相が「ゆうちょ銀行の180兆円の資金運用を米国債でする」という発言を、「元々どう考えても立件不能な案件で小沢幹事長と民主党を大メディアを総動員して追い詰めてきたこと自体が、『郵貯預金の米国行き』を狙っていたとしか私には見えない。亀井大臣にしても本心で言いたくて言っていることではないだろう」と分析していた。

 「ゆうちょ銀の資金が米国債で運営されるということは、郵便貯金することが、米国政府に税金を払っていると同等なことである」と。
 世のなかはこうなっている。貧乏人は必死で働かされ、自分で使うなと言われ、税金でガッポリ奪われ、さらに爪に火をともして「もったいない」からと溜め込んだ貯金までも、売国奴の仕掛けでみんな持っていかれるのである。

 「もったいない」と言うより前に、マータイよ、ロックフェラーなどのユダヤ人に財産の半分でも世界中の貧しい人に分け与えよと言ってみろ。 
スポンサーサイト







2011-02-12(07:28) : 未分類 : コメント 5 : トラックバック 0


Unknown
私も、もったいないキャンペーンには当初から同様の印象を受けました。日本人は奴隷のように勤勉に働き節約する(人がいいから)そしてそれを吸い上げるということです。もう、ばかばかしくって日本人なんかやってられませんね。だから最近の調査でも日本人が子供が欲しいという%が最下位だったのでしょうね。日本人が少子化で人口がどんどん減るのはとても良いことだと思います。だって奴隷がいなくなるのだから。それにしても日本がODAしてやってる国々から日本に買春に来るというのはいかがなものでしょうか。
2011-02-12(16:33) : 属国人 URL : 編集
Unknown
コメントありがとうございます。
お久しぶりですね。

>だって奴隷がいなくなるのだから<
    ↓
笑えますね。そのとおりですよ。

>日本がODAしてやってる国々から日本に買春に来るというのはいかがなもの<
    ↓
支那人のことですね。
2011-02-12(21:05) : 属国人様へ(ブログ筆者より) URL : 編集
今の時代の「もったいない」とゆう言葉
初めて投稿させていただきます。
私から見て「もったいない」とゆう言葉は、
一部の人が得をしたり損をしないように
使われているようなきがします。
例えば自分の持っているお金が数百円でも
使うのが「もったいない」と言う人がいますが。
また、無料で使えることをしないと「もったいない」と言う人もいます。
今、問題になっている学校の給食費未納も払うのが「もったいない」とゆう考えからでしょか。もちろん生活が苦しくて払えない人もいますが。
私から見て今の時代の「もったいない」は自分が得したい、損をしたくない考えから言ってるように思ってしまいます。
2011-02-13(10:55) : しょう URL : 編集
Unknown
本当におっしゃるとおりです。
でぶにもったいないといわれると、まるで牛や馬がかいば桶から大量にえさを食べているがごとく、あんたが食べてる食料がもったいないといい返したくなってしまうんですが。でぶに対する差別でしょうか。まず、自分が食する食料がもったいないと言われなくなってから、人にもったいないと言え。

確かに、最近の「もったいない」は、自己中心主義からくる使い方もあるようですね。当然負担すべきことを負担したくないがために、もったいないから負担しないというのは、他人に必要以上に負担させることにつながるので、本質的には窃盗罪、横領罪、背任罪などの財産犯に該当すると思われます。
2011-02-14(10:33) : 奈々氏 URL : 編集
Unknown
コメントありがとうございます。

お二人とも同じご指摘ですね。
おっしゃるとおりですね。
2011-02-14(14:40) : しょう様/奈々氏様へ(ブログ筆者です) URL : 編集
posted by 神戸だいすき at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月20日

増税はすべて役人の悪巧み(4/5)


《4》
 民主党の菅直人が、どこだかの会合で「官僚は大バカだ」と発言した。それが何度もニュースで流れたそうである。大人げない発言ではあるが、たしかに菅直人の言うとおりである。その大バカに今はやすやすと組みしかれているのだから、ザマはない。

 だいたい予算配分なんて、バカでもできる。例年どおりの予算をだいたい踏襲して、足りないのなら増税を政府に進言すればいい。政治家はこれまた勉強しないアホばかりだから、官僚の言いなりになって国会で議決、承認してくれる。予算委員会も、かつては官僚が書いた答弁を閣僚が読み上げるだけ。こんな楽な商売もない。

 何度でも言うが、そのおかげで役人どもは悠々たる暮らしを満喫してきた。こういう状況をいくらか知っている人は、もっと官僚にも政治家にもしっかりしろと言いたい、などとブログで“糾弾”したりする。

 けれど。
 財務官僚どもは、決して国民の生活を安心して豊かに暮らせるように、より向上した文化的な暮らしをなどとは、これっぽっちも考えてはいない。なにせ「受験で勝ち上がった秀才なんだから、俺たちは」の強烈なエリート意識があるからだ。俺よりアタマの悪い(成績が悪かった)連中が何をぬかすか、だと思っている。
 世の学習塾や予備校は、こういうタチの悪い手合いを作る手助けをしているのだ。

 彼らの本業は、増税と利権の増大である。いつも視線はアメリカ様に向いている。愛国者は希少であるらしい。
 逆らう人間には、国税庁を差し向けて脱税容疑で追いつめる。副島隆彦氏がやられたのはその手口であった。卑劣きわまりない。
 政治家がしっかりすればいいのに、とブログで書くような人は、何も実態を知らない。官僚と闘うのが政治家であろうに、みんな猫のようにおとなしい。それは財務省が議員に税金からのおこぼれをくださって、豪奢な生活をさせてくれるからだ。

 国民のために、などと言って国家の財政にメスをいれようとすれば、石井紘基氏のように暗殺される。あるいは官僚のお仲間である検察に介入してもらって、脱税だの虚偽起債だのとでっち上げて、ブタ箱に放りこむ手もある。一度起訴でもされたら、たとえ無罪であっても、身の潔白が証明されるまで何十年もかかる。それまで世間の冷たい目にさらされ、家族も辛酸をなめる。

 だからほとんどの政治家は官僚どもの言いなりになり、な〜んにもしない議員生活を堪能する。決して議員は弱い庶民の味方をしない。だから、自民党政権時代の国会予算委員会なんてものは、官僚に鼻薬をきかされた政治家がやる芝居であった。いかにも会議をやって決めてますということをテレビで中継させて。
 だから委員会では官僚が「政治家先生」の代わりに平然と、能面のような顔で「答弁」をしていた。

 与謝野馨は破廉恥を絵に描いたような男である。自民党が、あいつは自民党の比例区で当選した奴なんだから、民主党政権に入るのは国民を裏切っているといきり立つのはごもっともである。議員辞職して民間人になってから閣僚になるべきである。まったくスジも恩義もないというのは菅内閣の品性の悪さを象徴している人事である。

 その与謝野は自民党政権最後の財務大臣をやっていたわけだが、まだ自民党にいた2010年2月、毎日新聞(2010年2月7日付)でインタビューに答えていた。ちょっと古いけれど…。
 民主党・鳩山政権の経済政策について「財政健全化を無視している」と批判した、とある。

 「――新政権の予算編成をどう見ていますか。
(与謝野) 借金が借金を生む状況で財政が悪化していることに理解をすべきだ。国民に(増税という)負担を求められなかった自民党にも責任があると思う。しかし、われわれは、財政健全化に努力し、財源を確保した上での政策づくりを心掛けてきた。民主党はそのどちらも無視している。財政健全化の道筋を示す「財政運営戦略」を6月までにまとめるというが、対策を先延ばししているだけだ。

 と、こういうのだ。
 バカ言ってんじゃないよ〜♪ 日本をこんなひどい経済状態にしたのは自民党じゃないか、財務省の言いなりになって。
 ほら、日本にはカネが余っていることを、ひとことも言わないでしょ。
 ここまで本稿を読んでこられたら、理解していただけると思うが、この与謝野のアンポンタンがしきりに「財政健全化」とお題目を唱えているでしょう。
 そしてあろうことか「国民に(増税という)負担を求められなかった自民党にも責任がある」とはっきり言うてますやろ? これこのとおり、自民党と財務官僚は、「財政健全化」と称する「増税」だけが狙いなのである。できもしなかったくせに。

 政権を持っているあいだに、迷わず増税を断行しておけば良かった、と本音が漏れている。あのまま麻生政権が続いていたら、われわれの暮らしはもっと苦しくなっていたはずである。
 財務官僚だけが自己満足して。

 与謝野馨は財務省(大蔵省)出身だから、増税以外に考えることはしない。よぼよぼで口もろれつが回らず、半病人みたいな冴えない顔で、もう世間に出てくるな。
 与謝野馨はカトリック教徒である。つまりユダヤの手先だということで、平然と国民に重税を課す、これがカトリック教徒の姿だ。

 与謝野はこんなことも言っている。
 「――民主党は政治主導を掲げ、官僚依存からの脱却を目指しています。
(与謝野) 政治主導とは、物事を判断し、決定したことに責任を持つこと。官僚の仕事を横取りすることではない。官僚も生きがいを持って仕事をしようとしているのに、機械の歯車のように扱うのは間違っている。」

 これもまた、バカ言ってんじゃないよ〜♪ であって、日本をこんなひどい経済状態にしたのは官僚じゃないか、である。いかに自民党が官僚とドップリで、言いなりだったかがよくわかる発言だ。
 「政治主導とは、物事を判断し、決定したことに責任を持つこと」とはよくも言ったものだ。
 これを「意訳」すれば、「自民党の政治主導とは、官僚が作った省益を前提とした提案(法案)を、良きにはからえと、言いなりになって判断し、決定したことには責任を持たずに、ツケを国民に払わせることには責任を持って強行する」であったではないか。

 民主党の経済政策は支離滅裂になってきたが、与謝野よ、少なくとも自民党の、元財務相には失敗の責任があるのであって、今さらお前の言う事なんぞ聞きたくはないわ。
スポンサーサイト







2011-02-11(05:58) : 未分類 : コメント 2 : トラックバック 0


Unknown
暗殺された石井紘基さんに「日本を喰いつくす寄生虫」という本があります。寄生虫とは言うまでもなく官僚たちのことですが、この本に上げられた資料には驚くべきものがあります。たとえば2000年ごろの日本の国内総生産はおよそ510兆円ですが、実にその7割は政府支出(一般会計、特別会計)と地方公共団体支出によるものだそうです。ふつう思っているように、510兆円は市場経済で生み出されたものではないんですね。さらに驚くべきことは就業人口の4割(公務員、行政企業関連等)がそれ(350兆円)で飯を食い、残りの6割が160兆円で飯を食っているということです。この官民格差は、民間に倍する公務員の恵まれた待遇、特殊法人や公益法人、第3セクター、認可法人、地方公社とその傘下のファミリー企業への天下りなどで、官僚たちが税金を湯水のように蕩尽していることを如実に反映しています。財務省の走狗の菅、谷垣が盛んに増税を叫んでいるのは、盗みすぎて原資が枯渇し始め、このままでは今までのように税金を懐に入れることができないからでしょう。マスゴミはこういう事実を隠して素知らぬ顔ですから、まず実態を広く世の中に知らせることが大事だと思います。それが暗殺された石井さんの遺志を継ぐことになるのでないでしょうか。
2011-02-11(16:34) : T生 URL : 編集
Unknown
その本は知りませんでした。

おっしゃるように石井さんの遺志を継いでいきたいものです。
2011-02-11(18:15) : T生様へ(ブログ筆者です) URL : 編集
posted by 神戸だいすき at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月18日

増税はすべて役人の悪巧み(3/5)


《3》
 国家財政はカネあまりなのに隠蔽する、これはずばり増税のための布石である。
 無知な国民に、増税を耐えさせるキャンペーンなのだ。
 「日本は世界一の借金国だ。子孫に借金を押しつけてはならない」と呼号すれば、なんにも教えられない国民は「じゃあ、爪に火をともしてでも我慢して増税に応えなければ、と思ってしまう。
 社会保険料があがっても、健康保険料があがっても、タバコ税やガソリン税が上がっても(据え置かれても)、消費税がさらに上乗せされても、巨額の借金返済のためには耐えなければ、と思わされる仕掛けである。

 財政危機だというわりに、ムーディーズなどのユダヤ金融が設立した格付け会社が国債の評価を格下げされたときは、財務省はむっとして反論した。
 日本は世界一の貯蓄国で、過剰なくらい預金額がある。 
 日本の国債はほとんどが国内で買われており(国民が持っていて)、安定している。
 日本は世界最大の経常黒字国であり、最大の債権国である。外貨準備高も世界最大だ。
 と、このように。日本の財政はなんの問題もない、と対外的には正論を胸を張って主張した。

 ところが政府も財務省も、ウチ向け(国内向け)には、財政危機だとしか言わない。
 国債は借金ではないのである。正しくは国民の財産と言ってよい。
 しかし財務省は、国債に頼らず税金だけの「健全経営」で国の運営をしたい。財政は税金だけできっちり賄いたいのだ。これを「財政均衡論」というが、これは理屈ではなく感情論の域を出ない。

 どういう感情かといえば、端的には「俺たち東大を出た秀才が、下賎のもののいたす商売などできるか!」という思い上がった感情である。
 税金なら部下の税務署員が庶民から過酷に税を取り立ててくるから、財務省、国税庁のお偉方は座ってカネが集まって来るのを待てば良い。末端の税務署員は庶民から蛇蝎のごとく嫌われて、結婚もままならないハメに追い込まれるが、偉いさんは知った事ではない。

 ところが国債となると、これは立派に商品である。一応売らなければならない仕掛けである。売るためにはほかの金融商品と競争して、揉み手まがいのことだってやらなければならない。
 それが自分たち「やんごとなきエリートのやることではない」というプライドなのだ。
 だから役人どもは、国債発行なんかより増税して、楽をしたい。下賎な真似はいたしたくないのである。

 しかし財務省の偉いさんが別に揉み手しなくても国債は売れるものだ。売れ残って困ったなんて話は一度も聞いたことがない。最も売れている金融商品と言っていい。お金持ちは争って買うのだ。銀行などの金融機関も買っている。危ないモノなら金融のプロが手をだすか?

 経済評論家などが、国債に頼るのは危ないとか、今は良いが将来必ず危なくなるとしたり顔で言う。じゃあなんで国債発行して何十年、売れて売れてしょうがない事態が続くのか。それほど国民は見通しの甘いアホなのか? 国が返済に困って焦げ付いたことも一度もない。

 だいたい国内の民間の貯蓄総額が50兆円を超えている国なのだ、日本は。カネが余っている。それを本当は政治家も官僚も知らないはずがなく、だから平気で国債を発行して集めるのだ。
 余って使われないのなら、政府が国債という形で吸収して国のために使わせていただきましょう、となっている。それでインフラ整備に使え、まわりまわって国民の生活も向上し、企業も助かる。
 
 国債は危ない、子孫に借金を先送りすると恐怖心を煽って、結局、税で収奪したいのだ、財務官僚どもは。税金なら返済する必要もない。「借金」では体裁が悪いかもしれないが、税なら大義名分(?)もある。
 今の自民党総裁、谷垣禎一は財務省出身だから、昔から「消費税10%上げ」が持論である。もし政権が今自民党に戻れば一気呵成に増税ですぞ。
 09年度補正予算でも、10年度予算でも、前任の藤井裕久財務大臣は財務官僚出身だからか、なかなか国債増発を呑まなかった。財務官僚出身ではない亀井静香金融大臣ががんばって国債を増額させた。
 このように、財務省の出身者も、骨がらみ増税が大好きで、国債を嫌う。

 だいたい、どこの企業だって銀行から借金して設備投資したり事業運営したりしている。あるいは社債を発行して資金を集める。それで収益を上げて、利子をつけて返済しているではないか。これのどこが危険だというのか。むろん中にはまれに倒産して返済できない例はあるが、それが危ないといって銀行がカネを貸さなくなったらどうなるんだ?

 国債の場合は、収益を上げるのではなくて、インフラ整備に投資するのが基本だから、それはそのまま国家の財産になるのだ。GDPも大きくなる。結構な話ではないか。
 国債が悪いとすれば、役人が蟻のごとくによってたかって人件費などで使われちゃうことである。これまでの自民・公明政権ではそういう裏金的に使われた。09年夏の政権交代で民主党連立政権では多少は改善されるだろう…と思ったのもつかの間、ぐうたら菅首相とそのグループのクーデターで元の木阿弥だ。

 それから財務官僚が国債を嫌がる理由がまだある。財務官僚にしてみれば税金は自分たちの裁量で各省庁に分配でき、すべて支配できる。なにせ「オレっちは東大出た秀才なんだから、それだけで偉いんだ」と思っている連中だ。歪んだプライドの固まりである。
 税金を庶民から搾り取るのに、努力はいらない。努力しないで「税金が不足しているぞ」と言うだけで良いから気楽なもんだ。

 国債は、企業が発行する社債と同様に、監査機関によるチェックが入る。なにせ金融商品なのだから当然である。
 その厳しいチェックが財務官僚のプライドを傷つけるらしい。
 税金なら収支報告をどこにしなければならないというものでもない。一応は国会に報告するんだろうが、周知のように国会議員は誰も見やしない。見た目の帳尻さえあっていればいい。役人どものやりたい放題である。

 政治家の収支報告は1円たりともごまかすな、明細を添付しろと、バカげたことをやるくせに、官僚どもの収支報告はデタラメでも通用させる。マスゴミがそれを厳しく追及したことなどない。なぜならマスゴミの偉いさんも、なんとか審議委員会なんかにお呼ばれして、税金のおこぼれに預かるからだ。

 こんな旨味を、財務官僚が手放すわけがなかった、自民党政権時代までは。
スポンサーサイト








2011-02-10(07:08) : 未分類 : コメント 3 : トラックバック 0



Unknown
先日、テレビの街頭インタビューで「税金が増えるのは、しょうがないですよね」と、
頭の悪そうなオバちゃんが答えているのを見ました。
明らかに、テレビ局による印象操作ですね。
増税に対して、国民が「NO!」を突きつける方法はないものでしょうか。
2011-02-10(11:36) : よし URL : 編集
減税VS増税 が争点になりそう
こんにちは
先日の愛知県知事選・名古屋市長選で有権者は減税を選択しています。

これからは減税を訴えれば当選、などの似非減税候補者が現れること間違いなし。
2011-02-10(18:09) : テイムルン URL : 編集
国債は危険ではなかった!
>だいたい国内の民間の貯蓄総額が50兆円を超えている国なのだ、日本は。カネが余っている。それを本当は政治家も官僚も知らないはずがなく、だから平気で国債を発行して集めるのだ。
 余って使われないのなら、政府が国債という形で吸収して国のために使わせていただきましょう、となっている。それでインフラ整備に使え、まわりまわって国民の生活も向上し、企業も助かる。

なるほど!

これまで国債は危険だ。国は破産してつぶれる!
と煽る著書が数年前まで書店に並んでいたが
よくよく考えるとすばらしいシステム。
やはり税金に群がる官僚中心の日本の政治システムを
ぶっ壊す為には小沢内閣しかいない。
しかし管内閣ですべてぶちこわし。

ふたたび日本に暗黒の10年が・・・。
2011-02-11(08:02) : ひでひこ URL : 編集
posted by 神戸だいすき at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする