菅直人の顔が暗い。
あの暗さは、相当に後ろ暗い過去を背負っているからだと思われる。それは石井紘基氏の暗殺事件に関わるのだ。石井紘基暗殺に菅が関与していたらしいことは、しきりに「阿修羅掲示板」で取り上げられている。
(「国家予算の闇(5)」07年7月4日 参照)
菅直人は直接ではないが人(石井紘基氏)を裏切って殺めたという後ろ暗さを抱えていると思われる。それがあの、いつも見せる顔の暗さであり、「イラ菅」と言われる感情をコントロールできない激高癖に現れているのだ。
仙谷由人の顔も暗い。何か人に言えない裏切りとかをやってのし上がってきた過去があるのではないか。
菅直人や仙谷ばかりではなく、前原、岡田、枝野…現今の民主党幹部はみんな顔が暗い。そう思いませんか? 隠すより顕わるるなし。
先の民主党代表選で、小沢一郎氏を落とすためにやってはならない不正を指揮したというやましさが、とくに枝野あたりには色濃く出ている。まるで生気がない。
そこへいくと、鳩山由起夫は暗くはなかった。政権末期に追いつめられていたころはともかくとして、お坊ちゃんだから政敵を悪辣な手段を持って葬るなんてことはしなくて良かったからではないか。むろんだから鳩山がいいという意味ではないが…。
自民党最後の麻生首相も暗くはなかった。裏ではワルもやっているとしても、あっけらかんとしていられたのは、やはり大金持ちのなせる業であったのだろう。
これはもう故人にはなったが、差し支えるから名前は出せないが、ある有名な「教育者」がいて大きな学校法人を築いた。その人をちょっと知っていたのだが、どことなく暗いのだ。立派な教育論をぶつのだけれど、最終的には教育にはカネがかかるからみんなもっと学校に寄付をしろみたいな要求になって終わる。
で、そこの学校法人の教師をしていた人に、極秘の話を聞いた。その「教育者」は学校法人の創設期に(戦後すぐのころ)、或る知人から多額の借金をして学校を拡大していった。
しかし、カネが返せない事態に陥り窮したあげくに、カネを貸してくれた知人を「殺し屋」を雇って殺害したのであった。事件は迷宮入りになった。そしてその殺人事件の「殺し屋」は早々に他界したが、「教育者」とその妻は長生きした。
隠された事件が時効を迎えたあと、はっきりと「教育者」夫婦の顔が明るくなった。「教育者」の仮面をかぶりながら、怯えて暮らしていたのだろう。
この極秘の話は、当人たちが鬼籍に入ってから聴いた。
人を殺しても、うまく立ち回れば罪に問われずに済むケースもあるということだが、当人は呵責に苛まれる人生を送らざるを得ない。だから顔に暗さが出てしまう。そしてその重大な事件を隠しとおそうとしつつ強度に怯えるからつい「イライラ」となるのだ。
これはもう「たぶん」としか言いようがないけれど、近年の自民党の歴代首相、まあ小泉にしても、それ以降の安倍、福田、麻生、それに民主党の鳩山由起夫もみんな2世議員であったから、妙な暗さはなかった。それは、親や祖父の代にワルをやりつくしていて、彼らはもう地盤を受け継ぐだけでよく、自分自身はとりたてて露見したら重大事みたいなやましいことはなかったのだろう。
しかし菅直人や仙谷はそういう親の地盤も配下のチンピラもいないし、自力でのし上がっていくしかなかった。魂を売ってでも地位を買うしかなかったであろう。菅直人が市民運動から出世したなどというのはウソである。あの貧相な顔を見ているだけで、日本の景気が悪くなっていくように思える。
阿修羅掲示板によると、茂木健一郎氏が1月16日のツイートで、「そもそも、小沢一郎さんは民主党による政権交代の最大の功労者ではないか。その功労者をこのような形で冷たく「切ろう」とする人たちを、私は人間として信用することができない。」と述べているそうだ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/713.html 同感である。今の民主党執行部は人間のクズどもである。
一刻も早く菅直人を退場させなければ…。
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2011-01-19(05:59) : 未分類 : コメント 1 : トラックバック 0
Unknown
その通り、と身につまされるような思いで拝見しました。
やましいことがあると、自分の存在自体が恥ずかしく、いつもビクビクしているか、隠れるようにしていなければなりません。
決してばれないかもしれないけれど、頭から、いつかばれるかもしれない...ばれたらこの人たちはどう思うのだろう、という思いは離れず、人前にいる時は、心安らぐ時はありません。
かといって、一人でいても、虚しい。
やはり、自分を裏切らない生き方をしないと、結局、自分の人生を、楽しくなく、実もないものにしてしまいますね。
2011-01-19(07:51) : ゆきんこ URL : 編
posted by 神戸だいすき at 00:00|
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日記
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